SBI証券でiDeCoを始めることは良いことだと思います。毎月の口座維持手数料が最安なのはもちろんのこと、商品ラインナップも他と比べて優れています。でも、投資信託の知識がなくて「どの商品を選べばいいかわからない・・・・・」と、悩む方も多いのではないでしょうか。SBI証券のiDeCoには「セレクトプラン」と「オリジナルプラン」の2プランがありますが、それぞれのプランからおすすめの商品をご紹介します。
セレクトプランおすすめ商品
1位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど海外の名だたる先進国企業の株に投資する商品です。米国株式を7割弱組入れています。MSCIコクサイという海外先進国市場の「日経平均株価」のような指数に連動した値動きをします。株式はリスクが高いと思われるかもしれませんが、歴史を振り返っても先進国の上位企業は成長を続けており、今後も期待がもてます。iDeCoのような長期投資であれば、押さえておきたい一本です。
2位セゾン資産形成の達人ファンド
各地域に強みを持ち、安全性や長期的な収益力を基準に選別投資をおこなうファンドへ投資する「ファンドオブファンズ」。国内を含む世界中の株式に分散投資をしています。短期的に利益を狙うのではなく、投資対象となる銘柄の価値を重視し、長期的な視点に立って値上がりを目指しています。10 年以上も運用実績のあるファンドであり、順調に基準価額、純資産総額も増加。10年の累積リターンを見ると、ベンチマークとなるTOPIXやMSCIコクサイなどの指数を上回っています。
3位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど海外の名だたる先進国企業の株に投資する商品です。米国株式を6割強組入れています。MSCIコクサイに連動した値動きをします。取扱金融機関が多く始めやすい商品と言えます。「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」と謳っている通り、低コストで先進国株式に運用することができます。
4位eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・国外のリートの8資産へ投資する商品です。株式だけに投資するファンドと比較し、下落リスクに強く、リターンよりもリスクに備えた堅実な資産運用がしたいという人にオススメです。各資産はそれぞれのベンチマークに連動した運用を行います。リスク分散の観点から、自分自身でバランスを考えて複数の投資信託を購入しなくても、これ1本を買うことで広く分散投資ができます。
5位eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
S&P500は米国の大型株500社で構成される指数で、「投資の神様」ウォーレン・バフェットが積極投資を推奨する指数としても有名です。この商品は、そのS&P500に連動した値動きをする商品になります。2018年から米国株式市場は好調が続いているため、資金流入も増え純資産総額が順調に伸びてきています。身近な指数が対象ですので、わかりやすいというのも特徴の一つ。米国の大型株に集中投資しますので、リターン重視の商品です。
オリジナルプランのおすすめ
続いてSBI証券iDeCo(イデコ)オリジナルプランのおすすめ商品ランキングを発表します。
1位DCニッセイ外国株式インデックス
セレクトプラン1位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と同じマザーファンドに投資するiDeCo専用ファンドです。アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど海外の名だたる先進国企業の株に投資する商品です。米国株式を7割弱組入れています。MSCIコクサイに連動した値動きをします。ニッセイアセットマネジメント株式会社独自の計量モデル等を活用し、ポートフォリオを構築しています。
2位三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
トヨタ自動車、ソニー、三菱UFJフィナンシャルグループなど国内の名だたる企業の株に投資する商品です。マルチファクターモデルを活用した最適化法により、実績トラッキングエラーを抑えることを目指してTOPIXに連動した運用を行います。純資産総額は320億円と潤沢であり、信託報酬は最安水準です。国内株式のインデックスファンドを選ぶならこのファンド。
3位三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
主に中長期の日本国債に投資をする商品です。地方債・社債に10数%程度投資をしています。NOMURA-BPI総合に連動した運用を行います。元本変動を抑えて運用したいという方はこのファンドを選んでも良いでしょう。純資産総額は380億円と潤沢。信託報酬は同種ファンドの中で最安水準なので、長期的な資産形成に適していると言えます。
4位ひふみ年金
東京センチュリー、光通信、ディスコなど国内の大型株に80%程度、国内の中小型株に7%程度、残りの13%は海外株に投資しています。銘柄選定にあたっては、財務指標や株価情報などの数値に表れる部分はもちろんのこと、経営方針や戦略など数値に表れない部分も調査・分析の上、独自要因で成長を遂げる企業を発掘。「顔」が見える運用も特徴。テレビ東京の番組『カンブリア宮殿』に取り上げられたことがきっかけで、急激に純資産総額が増え、現在は運用資産の割合は中小型株から大型株が約8割を占め、大型株ファンドとなっています。
5位iFree 8資産バランス
国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・国外のリートの8資産へ投資する商品です。株式だけに投資するファンドと比較し、下落リスクに強く、リターンよりもリスクに備えた堅実な資産運用がしたいという人にオススメです。各資産はそれぞれのベンチマークに連動した運用を行います。セレクトプラン4位の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」と信託報酬の低水準を競っていて、引き下げにも積極的。
まとめ
ここまで、「SBI証券iDeCoセレクトプランのおすすめ商品ランキング」「SBI証券iDeCoオリジナルプランのおすすめ商品ランキング」を解説してきました。
SBI証券のiDeCoプランを比較すると、セレクトプランの方が優秀な商品が揃っています。もしSBI証券のどのプランにすべきか悩んでいるのであれば、断然セレクトプランがおすすめです。
あなたもこの記事を参考に、SBI証券のiDeCoで投資をはじめてみませんか?